2016年3月3日木曜日

Flu shotブスッとやってきました~予防接種のススメ~【2014年12月17日】

以下は2014年12月17日に書いた記事です。

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カリフォルニアの青い空は何処へ。毎日どんより雨模様のベイエリア。シアトルですか!?って感じです。しかもけっこう冷え込む。昔は、カリフォルニアって言うと常夏的場所っていう勝手なイメージを持っていましたが、北カリフォルニアは夏も涼しいし、冬もしっとりと寒いし、全然常夏じゃなかったよ。。。

今朝は、そんな肌寒い天気の中、病院にインフルエンザの予防接種(Flu shot)を受けに行ってきました(これも保険でカバーされたらしく、無料でした)。 これからの季節流行するしね。

妊婦は、半分他人由来の胎児をお腹の中で育てなきゃいけないので、異物と認識して攻撃しないように、免疫システムが弱弱になっています。そのため、菌やウィルスと交戦する事ができず、インフルエンザにも罹りやすくなります。しかも、後期は胎児への酸素供給が増加するため心肺機能が低下するから、仮に罹患すると重症化する虞があります。

予防接種をすることで、感染予防になるし、たとえ感染しても重症化を防げるので、妊婦(卵アレルギーなどが無い人)は出来る限り予防接種を受けた方が良いです。予防接種で抗体ができると、胎児にも抗体が受け継がれるので、生後6ヶ月まで(予防接種が受けられるようになるまで)の期間、子どもがインフルエンザから守られるという嬉しいオマケもついてきます。

なお、防腐剤に入っている水銀が気になる人も多いかと思いますが、防腐剤フリーのものも産院などでは取り扱っているし、仮に防腐剤の入ったものを接種したとしても、量的に問題は無いらしいので(寿司をいっぱい食べている日本人的には、マグロの方が危ない)、打つリスクよりも打たないリスクの方が大きいと思います。

ということで、妊婦さんでまだ予防接種していない人は是非!旦那さんにも打ってもらって、家族で予防!うちのジョータも今年は打ちました(今まで「罹ったら罹ったでオレは戦うからいい」とか言っていて、お前は極端な自然派信者かっ!て感じでしたが、今年に限っては、さすがにわたしにうつすのは困ると思ったらしい)


なお、予防接種関連でもうひとつ。わたしは、第1回目の血液検査時に風疹の抗体がないことが発覚しました。調べてみたら、わたしの年代(1979年~1987年生まれの日本人)はちょうどワクチンの接種率が低かったらしく・・・。何それって感じですが、妊娠後に発覚したからもう遅い・・・。

風疹のワクチンは、生ワクチン(細菌やウィルスの毒性を弱めたもの)なので(インフルエンザワクチンはウィルスを殺して毒性を無くした不活性ワクチンです)、妊娠中に予防接種をすることはできません。

なのに、妊娠初期に風疹に罹ると、胎児に先天性風疹症候群という異常が発生する可能性がある。妊娠20週以降に感染した場合は、問題はほとんどないそうなので(参照)、わたしは後3週間ほど風疹に罹らないように細心の注意を払わねば!もちろんそれ以降もだけど。

ということで、妊活の予定がある人は、風疹の抗体があるか調べましょう!で、無かったら、ワクチン接種をしましょう!(接種後2ヶ月は避妊が必要)風疹の抗体がない妊婦の方で、2人目を考えてる人は、1人目を産んだら接種!わたしもその予定です。あと、パートナーや同居の家族も抗体を調べて、無い場合は接種!

一妊婦のくせに熱くなってしまいましたが、自分も風疹については後悔していたので。

以上、予防接種のススメでした。
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