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2月ももうじき終わりですね。今月はウィスコンシン州からジョータの両親が遊びに来たり、シアトルからジョータ弟のロスが彼女を連れて遊びに来たり、一族の襲来にバタバタの一ヶ月でした。そうそう、チビ妊娠のサプライズは大成功でした!
そのチビももう27週に入り、チビっていうかデカになりつつあります。腹もかなりせり出し、重たい…。でもここからまだ2キロ近く重くなるからね、わたしの足腰ガンバ!胎動は、ポコポコしていた頃が懐かしいほどに、今ではもう落ち着きなさすぎで、動き回って蹴ったり引っ張ったり、しゃっくりしたり…四六時中暴れまわっています。腹も外から見てわかるほどに波打ったり…エイリアンですか…。ただ、五感が随分発達したようで、話しかけながら腹をさすると、それに応えるように動いてくれるので楽しい。わたしは元々独り言が多いタイプ(傍から見ると単に怪しい人)だったので、独り言の延長線上でチビに話しかけています。妙なインチキ歌も歌ったりするので、ジョータから「チビは耳を塞ぐことができなくて辛いな…」とか言われたり。。。そんなこんなの妊婦ライフもあと3ヶ月。後半はしんどくなるだろうけど、こうやってチビとつながっていられる一瞬一瞬を楽しもうと思います。
さて、今日は妊婦健診4回目、5回目と妊婦糖尿病検査(Diagnostic Test for Gestational Diabetes)について。
4回目は1月13日に妊娠21週で、5回目は2月10日に妊娠25週で行ってきました。正直言って、特筆することが何もない…。わたしの場合、ありがたいことに何も問題がない妊娠経過を辿っているので、もうウルトラサウンドもこの先する予定はなく、本当にあっという間の健診でした。4.5回ともに看護師さんによる体重と血圧測定&持参した尿の検査(糖も蛋白も問題なし)というルーティンそして軽い雑談。その後、先生による子宮底長の測定&ドップラーでの心拍確認。「問題なし、完璧!」といつも通り褒められて、特に数値を教えてもらうこともなく終了…5回目は健診後にさらに巨大児に関する雑談をして終了。
この巨大児の雑談ですが、ジョータママから、ジョータは3600gで、ロスは4000g以上で生まれたとの情報を得たので(ちなみにわたしは3200g)、「そんなでかい子腹から出せる自信ないし!」と慌てたわたしが先生に「胎児の大きさって遺伝しますか?」と質問したところ、「遺伝は関係あるけど、今の体重の増加具合だと、巨大児よりも低体重児の方が心配だから、もっと太りなさい」と言われて終わり。日本は妊娠前に平均体重だった妊婦の場合、7キロ〜12キロくらいの増加が理想だそうですが、アメリカでは11キロ〜16キロだそうで、体重管理も日本よりユルイ。現在妊娠前体重+2.5キロ強のわたしは、毎回もっと食えもっと増やせと言われ続けています。
巨大児二人 |
そうそう、4回目の健診の際に、以前行った出生前スクリーニングの第2回目血液検査の結果を教えてもらったのですが、全く問題はないとのことで、完全に安心しました。
妊婦糖尿病検査
5回目健診自体はルーティン通りあっという間に終わったのですが、この日は妊婦糖尿病の検査を受けるということで、1階にある病院のラボへ移動。この検査、アメリカでは強制的に受けさせられます(日本ではどうなんだろう?)。妊娠中は胎盤から糖の代謝を悪くするホルモンが出るとかで、血糖値が上がりやすくなり、8人に1人くらいの割合で妊婦糖尿病に罹るそうです。そうすると、巨大児になったり(←不安)、羊水過多で切迫早産につながったり、最悪死産になるおそれもあるそう…うん、恐い。
アメリカでの妊婦糖尿病検査は妊娠24週〜28週の間に行います。事前に「2 hour Glucose Tolerance Test Instructions(二時間ブドウ糖負荷試験手順)」というレターをもらい、詳細を確認。
- 少なくとも8時間以上14時間以内(水OK)の断食を前日夜から行う。少なくとも検査前の3日間は”通常の食事”を摂ること。プレ断食はしないこと。
- 1回目の血液検査は断食中のグルコースレベルが測定されること。
- ラボのスタッフが75グラムのグルコーラを渡すので、5分以内に飲み切ること。2回目の血液検査はグルコーラを飲んだ1時間後に行い、最終血液検査は2回目の検査のさらに1時間後に行われること。この3回の血液検査で検査は終了。
と書かれていました。前回の健診で、「検査の日は前日夜9時以降から断食してね」と言われており、お腹がグオーグオー鳴っている状態で2時間か〜と心が折れかけるわたし。さらに、ジョータが、「ホント申し訳ないんだけどさ、どうしても外せない会議が入ってるから独りで2時間頑張って」とか言って出社しちゃったもんだから、この暇な時間独りでどう潰せってのよ〜とイライラ。独りでこの検査を受ける人には本とか持参することをお勧めします。
そして始まったブドウ糖負荷試験。グルコーラ(オレンジ色の恐ろしく甘い液体)を飲む前に血液を試験管4本分抜かれ、フラフラ。そして、その後飲んだグルコーラが歯と喉がやられるほど甘くてびっくり。でも空きっ腹だったので、もう少し飲めるかも?とか思ったり。その後、尿検査をして(水をほとんど飲んでいないのに朝から2回も一定量の尿を提出するのは、頻尿の妊婦でも流石にきつかったわ)、待合室で携帯をいじったり雑誌をパラパラめくったりしている内に最初の1時間が経過。ラボに入り、2回目の血液検査。今回は試験管1本分。そこからまた1時間待機。途中、会議が終わったジョータからチャットが入ったので、「暇〜腹減った〜」と愚痴る。そして、やっと最終血液検査の時間になり、また試験管1本分の血を抜かれる。体の中の液体を全て抜き取られたような気分。でも、これでご飯食べれる〜とすごい開放感を感じました。
採血中のエピソード。最後の採血をしてくれたラボのおばちゃんがわたしの名前を見て「あなた日本人でしょ?日本語しゃべれる?」とか聞いてきて、朦朧とした状態で「はい、喋れますよ、コンニチハ」って応えるわたし。なぜか訛っちゃったし、何言ってんだわたしって感じ。でもおばちゃんはすごく喜んでくれました。ベイエリアは本当に親日家が多い。そして、おばちゃんから、病院の3階にカフェがあってハンバーガーが美味しいから行ってみるといいわよ、と勧められ、その後カフェでボリューム満点のハンバーガーを食しました。
検査結果は当日の夜にオンラインで確認できる状態になったので(不思議と病院関係の手続きは早い)、ジョータと一緒に確認。妊婦糖尿病のおそれはないとのことで、ひと安心しました。ここで引っかかるとまた検査したり、食事に気を付ける必要があったり、色々大変なので本当にホッとしたわ。
今後、大きな検査はもう無いし、予防接種に関してはインフルも百日咳のTdap(破傷風、ジフテリア、百日咳の三種混合)も接種済みだし(Tdapに関しては、昨年9月に運悪く近所のチワワの群れに襲われ、念のため打ったのですが、後になって妊娠超初期だったことが発覚。普通は妊娠中期の安定している時に打つらしいけど、まぁ、何もなかったし抗体もできたし、結果オーライ、と)、なんか色々乗り越えた感があります。
来週からサード・トライメスター妊娠後期に突入、次回3月10日の6回目健診以降、健診は2週に1回になり、チビに会える日がどんどん近づいています。
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【後日談】
この頃巨大児についてけっこう心配していました。結局ジュリアンは予定日9日前に約3370gで誕生。日本の平均よりも大きいけど、4000とか越えなかったので助かりました。でも予定日までお腹にいたらけっこう大きくなっていただろうから、早く出てきてくれて本当によかった。
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【後日談】
この頃巨大児についてけっこう心配していました。結局ジュリアンは予定日9日前に約3370gで誕生。日本の平均よりも大きいけど、4000とか越えなかったので助かりました。でも予定日までお腹にいたらけっこう大きくなっていただろうから、早く出てきてくれて本当によかった。
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