2016年3月12日土曜日

産後6週間チェックアップ【2015年7月8日】

以下の記事は2015年7月8日に書いたものです。

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日本では子どもの1ヶ月健診で母体の状況もチェックするみたいだけど(ですよね?)、アメリカでは、母体については、子どもの1ヶ月健診(これは子どもの担当医である小児科医が行う)とは別に、出産の6週間後に産婦人科で自分の担当医(妊娠時に診てくれていた先生)にチェックしてもらうのが一般的。今回は、この6週間健診についてレポートしたいと思います。


わたしは先週の金曜日にsix-week postpartum checkupに行ってきました。5月13日の最後の妊婦健診以来の産婦人科。久々に会う受付のお姉さん達がとびきりの笑顔で「Congratulations!!!」と言いながら迎えてくれました。ジュリアンも一緒だったので、みんなにお披露目。ビューティフルだ、ゴージャスだ、とこれでもかと褒めてもらえて、ジョータもわたしも親バカとしては最高の気分。ひとしきり歓談した後、問診票を渡され、待合室で記入。

問診票は主に産後の精神的な部分についての質問で、産後うつになっていないかを確かめるものでした。「いつも楽しみにしていたことが楽しみじゃなくなった」「全て自分のせいにして自分を責める気持ちになる」「死にたいと思ったことがある」等のけっこう暗い内容の質問に、1,よくある2,たまにある3,ほとんどない4,全くない、の四択で答えていきます。産後うつは放っておくと重症化して慢性的なうつ病に発展する可能性があるので、自分が当てはまりそうだったら、ちゃんと答えて、しっかりとケアしてもらうことが大切。わたしの場合、ホルモンの関係で涙もろくなったりイライラしたりということ(ガルガル期?)はありましたが、そこまで深刻化せず、問題なく過ごせているので、全ての質問の答えは3か4でした。

記載が終わるとすぐに呼ばれたので、医療セクションに移動。体重と血圧を測定し(体重・・・残りの4キロがまだ戻らん・・・)、看護師さんと出産の話や最近の生活について雑談した後、先生が現れるまで診察室で待機。胸の検査と内診があるので背中のガバッと開いた検査着に着替えて待ちます(ブラだけは外さなくてOKとのことでした)。残念なことに、妊娠中ずっと診てくれていた担当医がこの日休みで、新しい先生に診てもらうことになっていました。担当医は女性でしたが、新しい先生は男。若いイケメンだったらどうしよ〜なんてジョータにふざけて話していました。

先生登場。白人の普通のおじさんでした(先生ごめん)。健診台に座り、精神的な状況と身体の状況について質問に簡単に答えた後、内診。いつものごとく下半身側に置かれた椅子にボケ〜と座っていたジョータに対して先生が「頭の方に移動した方がいいよ、ロマンスが無くならないようにね」と一言、それに対し「出産中もずっと見てましたから・・・」とジョータ。その「・・・」は、a,出産中もずっと見ていたからもうロマンスはありません。b,出産中もずっと見ていたけど、それでもまだロマンスがあるので大丈夫、のどっちだよ?と心の中で問い詰めるわたし。うん、bであることを願おう。結局ジョータは頭の方に移動しました。

内診により、会陰切開の傷口の一部に血の塊のようなものがあることが発覚。よくあることだそうで、処置(薬で焼くようなこと)をすれば固まって治りが早いからやっておくねとのこと。専門用語が出てちょっと聞き取りにくかったため、ジョータに日本語で確認したところ、先生が、「君たち日本語しゃべるのかい!!」といきなり興奮気味に食いついてきました。先生の出身地であるミシガン州のカラマズ市が静岡県の沼津市と姉妹都市だそうで、先生は沼津が好きだとか。沼津ってわたしの実家の近くだし、なんという奇遇。世界は狭いな、って思いました。更に、「日本の国歌歌える?」とジョータに質問してきた先生。歌えないと答えたジョータに対し、いきなり君が代を歌い出した先生。しかもわたしのあそこを薬品で焼きながら。。。これがけっこう痛かったんだけど、先生の調子ハズレの君が代を聞いていて痛みがごまかされたわ。

処置終了後、今後のセックスについての説明。母乳育児中でも妊娠の可能性があるため、計画的に次の子を作りたい場合は避妊が必要です。母乳に影響しないピルが存在するとのことでしたが、身体が完全復活するまではピルの処方は待つことにしました。その他、処置をしたのであと1週間は控えること、母乳育児中は粘膜が薄くなっているから激しいセックスはしない方がよいことなどなど説明を受けました。

こうして6週間チェックアップは終了。目下のわたしの課題は、体重を元に戻す事。ほぼ完母なのにね、減らない。きっと食べ過ぎてるんだわ。骨盤がまだ開いてるので(腰痛はないし、6ヶ月くらいで自然に戻るそうなので、ほにゃららベルトとか使っていない)、それに伴い締りがなくなった腹をなんとかしなくては!家にジムがあるので、そろそろ通い始めようかと考えている今日この頃です。

以上、6週間チェックアップのレポートでした。
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【後日談】
その後の体の変化について少し追記したいと思います。

  • 体重:現在は妊娠前の体重になんとか戻りました(年末にノロになって一気に戻った。あとは寝不足と母乳育児でのヤツレ・・・)。
  • 体型:お腹周りの皮膚がやっぱり少したるんでいる気がする。直立に立っているとわからないけど、かがむとシワができる。骨盤などの開きは自然と戻ったようで、妊娠前のジーンズ等タイトなものも履けるようになりました。
  • :シミが濃くなった気がする。正中線もまだ薄っすら残っているので、メラニンが増えたままの状態になっちゃったのかも(切ない)。
  • 髪の毛:産後4ヶ月過ぎくらいから前髪を中心に抜け始めました。それまで抜けなかった毛が一気に抜けるからビックリするけど、薄毛になる程ではなかったのでよかった。今は抜け毛も落ち着いています。ただ、抜けた後のアホ毛がピンピンヒョロヒョロと生えていて、髪型が決まらず恥ずかしい。
  • 生理:11月に復活しました。いつ頃復活するかは個人差があるようだけど、出産後半年は早い方かしら?母乳育児なのでもう少し遅れるかと思っていたのだが。。。1年以上なかった生理、妊娠前と比べて、生理痛がなくなったことはよかったけど(生理痛がかなり重いタイプだった)、やっぱり来ないほうが楽でよかったわ。
ちなみに、産後のトラブルとして尿漏れとか聞きますが、わたしは運良く(?)そういった問題はありませんでした。アメリカでは妊娠中から骨盤底筋体操(ケーゲル体操)の実施をけっこう勧められるんだけど(ケーゲル体操について→リンク)、暇な時にこっそりやっていたのが効いたのか?


これにて妊娠〜出産関連の記事はひとまず終了。次回から子育て編です。少しの間まだ過去記事のアップが続きますが、早くリアルタイムに追いつくように頑張ろ(ノロノロしてると1歳になってしまう・・・)。

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