2016年3月24日木曜日

ベビーはアメリカ人〜米国パスポート申請について〜【2015年7月28日】

以下の記事は2015年7月28日に書いたものです。
なお、このブログはあくまでも体験談なので、パスポートの申請手続きについては各自できちんと確認してください。

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今日は息子の昼寝時間を利用してのブログ更新。最近、昼間の活動時間が長くなり、よっしゃ目を閉じた!と思ってもすぐに覚醒。今日は珍しく長く寝てくれています(しめしめ)。起きているときは近くにいないと泣くから(ぼんやりと目に映る人間が自分の母(または世話係)だとわかってきた模様)、キッチンや隣の部屋に移動するときもバウンサーごと一緒に移動させて、わたしの行動を観察させています(独り言の実況中継がうまくなった・・・)。食事も片足でバウンサー揺らしながら食べてるし、もうバウンサーを揺らす動きがわたしの足のデフォルトになっちゃって、揺らしていないと落ち着かなくて貧乏揺すりしちゃうわ。。。そんな感じの今日この頃、って前置きが長くなりましたが、今回は息子の米国パスポート申請について書きたいと思います(ずっと書きたかったけど機を逸していた・・・)


息子が生まれた頃から、8月の終わりに久しぶりに日本に帰省したいな〜と考えていたわたしたち。しかし、海の向こう日本への旅となると息子にパスポートが必要になる。そこで息子が生後3週間のときに米国パスポートの申請をしてきました(日本のパスポートはアメリカからの手続きに時間がかかりそうだったので後回しにしています)

ちなみに、米パスポートの申請にはその前提として米国籍が必要ですが、アメリカは出生地主義(日本は血統主義)なので、この土地でうんぎゃ〜と生まれたジュリアンは当然に米国籍を保有しています。出生地主義の面白いところは、駐在員とか日本国籍(のみ)保有者同士の間に生まれた子どもであっても(極端な話、米国籍を持たない不法滞在の両親の間に生まれた子でも)、米国籍が得られるというところ(条件的には米国大統領になれちゃう)。まぁ、仮にアメリカが血統主義だったとしても、ウチの場合は旦那が米国籍だから息子も米国籍を取得できるわけですがね(なお、米国土以外、例えば日本で生まれた子でも、両親の一方が米国籍保有者なら米国籍を取得できるので、アメリカも副次的?に血統主義を取っている感じかな)。

ごちゃごちゃ書きましたが(こんなん長ったらしく書いてる内に昼寝から目覚めちゃうわ)、つまりはアメリカ人でもあるジュリアンはアメリカのパスポートを申請できるってこと。

未成年(16歳以下)のパスポート申請の際の必要書類等:
  1. 子のアメリカ国籍の証拠(コピー不可。原本は返却される)
  2. 親権者の同意:親子関係の証明書類(子どもの国籍証明の証拠に両親のフルネームの記載がない場合。出生証明書には両親のフルネームが記載されているのでこれを提出する場合は不要)
  3. 両親の写真付きID(運転免許やパスポート。原本持参&コピー提出)
  4. 子の写真
  5. 申請書DS-11(ダウンロード可→こちら。サインの箇所以外を記入済のもの)
  6. 親の出頭
  7. 申請料(通常料金と特急料金で違いあり)
詳しくはこちらで確認→ここ



1について、アメリカでは生まれたときに病院で出生証明書(Certified U.S. Birth Certificate)の申請をするのですが、2週間程度で家に郵送されてきたので、これを米国国籍の証明の添付書類にしました。

サンタクララ群の出生証明書はこんな感じ(ネットから拝借)

脱線しますが、ソーシャルセキュリティーカードも2週間ちょっとで届きました。

カードと一緒に記念撮影。懐かしい新生児時代。

2については、出生証明書にジョータとわたしのフルネームが記載されているので不要。

4の子の写真について
For infants and newborns, lay the child on his/her back on a white blanket or sheet to ensure his/her head is supported without the aid of a hand. Make sure there are no shadows on the child's face if you are taking the picture from above. Alternatively, cover a car seat with a plain white sheet and take a picture of your child in the car seat.
これ難儀しました。新生児の目を開けている写真ってハードル高いし、手が写りこまないようにするのも大変。寝かすと影できるし。結局シーツに寝かして後ろからシーツごと体を起こして撮影。ジュリアン泣き叫ぶし・・・。あの手この手であやして、直前までおしゃぶりでごまかして。。。なんとか条件をクリアする一枚が撮れたので、これを規定のサイズにして現像して提出しました。それにしても、もう既に顔違うんですけど・・・5歳まで使うって無理あるよね。

6については、どこに出頭するんだ?って話ですが、わたしたちは郵便局でやりました(出頭場所等については→こちら)。そう、郵便局でできちゃうんです。ただ、ほとんどの場所が要予約。うちの最寄りの場所は、予約の場合早くて1ヶ月半先と言われたので、日本に帰省予定もあるしそんな待てるかっ!ってなわけでウォークインできる郵便局を調べて行ってきました。

わたしたちが行ったサンノゼの郵便局では、9時から受付で1日40組にのみ整理券が配布されるとのこと。8時半頃到着したところ、既に長蛇の列。。。DMV(アメリカの運転免許センター的場所。いつも恐ろしい列ができているin Santa Clara)ですか?って感じ。40組に入れない事は火を見るよりも明らかだったので、ノコノコと退散。翌日、朝5時に起きて(これはいつもの授乳時間だからジュリアンが目覚まし代わりになりました)6時には出陣。それでも到着すると既に4人並んでる。。。徹夜組ですか!?車に乗せたジュリアンの世話を交互にしながら約3時間並び、やっと手続き完了しました。ジョータと一緒に右手を挙げて宣誓したり、ちょっとした儀式って感じで面白かった。

7の申請料金について、日本帰省のチケット買いたいから早いに越したことがないってことで特急にしました。手続きの特急&配送の特急で追加料金発生したけど、まぁ良し。料金については→ここ

そして、きっちり2週間後にジュリアンの初のパスポートが届きました。玄関先に放置されてたのがアメリカっぽいけど。


これで外国も自由に行けるようになったね。日本帰省はチケット買ったものの、ジョータの仕事の都合で行けるかどうか五分五分の状態になっていますが、なんとか帰れることを願ってます。

以上、ジュリアンの米国パスポート申請についてでした。
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