2016年9月29日木曜日

シリコンバレーで公園デビュー

今日はいわゆる「公園デビュー」について書きたいと思います。

公園デビュー・・・なぜか響きの中にネガティブさが漂うのは、ママ友トラブルとか育児不安とか、日本独特のしっとりねっとりした重い空気がこの言葉に絡みついているからかしら。。。さて、わたしたちの公園デビューはどうだったかというと・・・


生後11ヶ月を過ぎ、ハイハイも身体が空中に浮いてるんじゃね?って位に高速化し、部屋の中だけじゃ有り余るエナジーを発散できない風になってきたので、この頃からほぼ毎日公園に連れて行くようになりました。

太陽がギラギラし始める前の午前9時半頃に家を出て、徒歩5分程度の近所の公園へ。


写真はネットから拝借したものですが、うちの近所の公園も大体こんな感じで木が生い茂り、芝が青々としています。バーベキュースペースやらテニスコート、そして子どものプレイグラウンドも完備。

日本に住んでいた時に、ジョータがよく「日本の公園は砂だらけだね」と言っていましたが、アメリカに来てから確かにそうだな〜って思いました。アメリカ人、芝への情熱すごいからね。手入れ頑張っています(干ばつでも芝に水やってます)。

もちろん、日本でも(東京でも)代々木公園、新宿御苑、芝公園、日比谷公園・・・等素敵な公園は多々ありますが、コミュニティーの公園(行けば近所のあの人に会えるという感じ)っていう雰囲気ではないなぁ。ベイエリアは公園も豊富だし、小〜中規模の公園もかなりしっかりしている印象です。


プレイグラウンドはこんな感じ。地面はクッション性のある素材が敷かれているので安全面もしっかりしている印象。


日本ではあまり見かけない(ですよね?)乳幼児用のブランコもわたしが知るかぎりほぼすべての公園にあります。

さてさて、問題の(?)公園での人間関係について・・・

シリコンバレーはアメリカの中でも多種多様な人種が集まっている場所なので、うちの近所の公園にも本当に色んな人がいます。インド系、メキシコ系、ロシア系、中国系が多い印象かな。母親が子どもを連れて来ていることが多いですが、育休中のお父さん、おじいさんやおばあさんが連れて来ていることもあります。特に夕方以降の時間帯はお父さんが来ていることが多いかな。子どもと遊ぶために6時頃には帰る人が多いです。ジョータも毎日6時ころには帰ってくるので、日が長い夏の間はよく3人で公園に行っていました。

わたしにとって初めてのママ友はウクライナ人。ブランコで遊ばせている時に隣になり、子どもの月齢も近かったので、どちらからともなく話しかけ、その後も公園で会う度に話すようになりました。彼女の母語はロシア語。子どもにはロシア語で話しかけています。わたしもジュリアンに日本語で話しているので、お互い子どもと話す時と二人で話す時で言葉を切り替えます(これ、この地域だと普通)。その次にできたママ友はニューヨークから来たアメリカ人。彼女のスピードの早い英語を聴いていると良いリスニングの訓練になります。その他にもチェコ人のママ友もできました。ジュリアンの外見が白人ぽい部分があるせいか、白人のママ達もわたしに話しかけやすいようです(子どもが白人ぽい→旦那は白人→英語ができるand自分たちの文化に親しんでいる、という流れかしら。実際は英会話はそこまで流暢じゃないんだが・・・)。

やはり皆自分の言語圏・文化圏の人と一緒にかたまっていることが多い印象です。それでも、子ども達はそんなの気にせず一緒に遊ぶので、それに合わせて大人も異文化交流している感じ。

日本人に会うことは滅多にないのですが、ある日、遠くから日本語が聞こえてきてビックリ。向こうも同じように思ったのか、お互い即行話しかけて仲良くなりました。今ではそれぞれの家に遊びに行き来したりかなり仲良くしています。やっぱり日本語で話せる相手は楽チン。

公園に行けば皆会える(公園行かなくても近所だからすれ違ったりもする)ので、連絡先をわざわざ交換するようなことはないんだけど(子どもが中心のサバサバした関係)、特に仲良くなったりすると、連絡先を交換してプレイデート(日にちや時間を決めて会い、子どもを遊ばせる)の約束をしたりします。

というわけで、今のところ公園での人間関係も順調です。元々バックグラウンドが違う人達が多いので、お互いを比べたり、子育てについてあーだこーだ言い合うこともなく、ベイエリアの天気のようなカラッとした感じです。これがプレスクール入ったりするとどうなるのかわからないけど、まぁわたしもマイペースなタイプなので、子育てに関する人間関係も気負わずにいきたいと思ってます。


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2016年9月28日水曜日

グランドペアレンツとの日々〜SolvangとHearst Castleへ〜

グランパ・グランマとの日々振り返り第二弾は小旅行について。

ジョータが金曜に休みをとったので、木曜の午後からみんなでロードトリップ。行き先はソルバング(ソルバングHP)。ソルバングは昔デンマーク人の開拓者が作った街で、建築もデンマーク様式。アンデルセンの像が飾られたり、デンマークの伝統的な料理やお菓子が提供されていたり、カリフォルニアにいるのをしばし忘れそうになる雰囲気です。

ジョータとわたしは2年前にLA旅行をし、その帰りにこの街の存在を知りました。当時はまだジュリアンがいない頃。あの頃を懐かしみながら、今回ジュリアンと義両親と一緒にまた来れて幸せだな〜と感じました。

今回宿泊したのはSolvang Garden Lodgeというホテル。人数が多かったのでスイートにしました。アメリカは部屋毎に料金設定されていて、人数が多ければ多いほどお得になる仕組み。大家族だと良い部屋に比較的安く泊まれるので嬉しい。今回2泊したのですが、木曜の夜は特に安くなっていてラッキーでした。フロントと交渉して、駐車場にあるコンセントを使わせてもらえることになったので、電気自動車を夜間充電できたのもよかったです。

ベイエリアからソルバングまでは車で3時間半くらい。夕方に出発し、途中で夕飯をのんびり食したので、到着は夜中。この日は就寝。そうそう、クリブの貸出がなかったのはちょっと残念でした。久々の添い寝〜。


次の日は朝から観光。ギフトショップやら美術館やらを回りながら街を散策。


こちら、有名なAebleskiverというデンマーク菓子。一見たこ焼きっぽいけど違います。これを焼く特別なフライパンもたこ焼き器っぽい。絶対このフライパンでたこ焼き焼けるな〜。味はパンケーキとドーナッツを足して割ってって感じでしょうか。表面がカリッとしていて美味しいです。ジュリアンも2つペロッと食しました。(ここで食べることができます→HP


グランドペアレンツと一緒に記念撮影。この日、グランパは11キロのジュリアンをほとんどひとりで抱っこして観光しました。

食べて歩いておみやげ買って、大満足の1日。夕方にはアンデルセン公園(こちら)に行きましたが、広すぎてプレイグラウンドを見つける前に日が暮れました・・・。


翌日はブランチをソルバングで食した後、Hearst Castleへ。ソルバングからは2時間位の運転。海を一望できる山の上にそびえるこの城、アメリカの大金持ちハーストが建てたものです。

ツーリストセンターからバスに乗り込み、15分程度山道を揺られて到着。車窓からも絶景が見渡せます。


ツアーのオプションは色々あるのですが、わたしたちはGrand Rooms Tourに申し込みました。途中、ジュリアンがかなりグズグズになったので、一時ツアーから離れて授乳したりとバタバタしましたが、まぁ赤子連れはこんなもんです。ガイドの人たちもグズる赤ちゃんになれているらしく、ちゃんと赤ちゃんをあやす部屋も用意されていて助かりました。


このプール、わたしが城の中で一番気に入った場所。ここで泳いだら気持ちいいんだろうな〜。

ツアーが終わり、またバスに揺られてセンターに戻り、ハーストに関する40分程度の映画をセンター内の映画館で鑑賞しました。ここでもジュリアンが歩きたがって暴れ、ジョータは途中退席。まぁ、赤子連れはこんなもんです。

そうそう、ここでは観光地によくある、ツアーの前に記念写真を(強制的に)撮られ、ツアー終了後に気に入ったら購入する商法が取られているのですが、わたしたちもまんまと写真を購入してしまいました。だって、全員が珍しく笑ってカメラ目線だったんだもの。

盛りだくさんの旅行、たくさん良い思い出が作れました。何よりもグランパとグランマが幸せそうだったから行ってよかったわ。次に会うのはクリスマス。今度はわたしたちがウィスコンシン州へ飛ぶor運転します。

さて、わたしは長かった夏休みが終わり、今日からまた大学。夜11時半までの講義です。白目むきつつがんばろ。

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グランドペアレンツとの日々〜Junior Museum and Zooへ〜

一昨日までアメリカのグランドペアレンツが滞在していました。近場の動物園に行ったり、小旅行したり、孫と一緒に充実した10日間を過ごせたかな?

本日はそんなグランパ・グランマとの日々振り返り第一弾。

体力満点のジュリアンが満足してくれる遊び場を求める日々ですが、今回はパロアルトのJunior Museum and Zooに行ってきました。この動物園、なんと無料(一人5ドルの寄付が推奨されています)。


入り口を入って右手には何やら巨大な仕掛けが。蟻の巣みたいな筒があったり、ハンドルが付いていたり・・・なんだろう?と近づくと、こちら、クリーン・グリーン・エナジーマシンでした。

巧みに設計されたマシンにテニスボールを入れて、ハンドルを回したり色々工夫してマシンを操ると(子ども達が協力して遊べるようになっている)、出口からボールが出てくるようになっています。


こちらは水力マシン。この他にもソーラーマシンがあり、子ども達が遊びながら学べるようになっています。

これらのマシンの横は昆虫エリア。ガラスケースに入った巨大なゴキが歓迎してくれます。タランチュラとかもいて、ガラスケースが壊れたら・・・と想像すると背筋が凍りつく。


ここでも、昆虫について学習できる魅力的な装置やおもちゃがそろっています。1歳位でも十分に楽しめる。ちなみに、まだ歩けない赤ちゃん用のプレイエリアもあります。


グランマと一緒に昆虫ブロックで遊ぶジュリアン。巨大なクモを握りしめてる・・・。


昆虫マグネットを自然の写真のボードに貼って隠し、それを他の人が見つけるというゲーム。放っておけばいつまででも遊んでいるであろうジュリアン。

他にも昆虫衣装の貸出とかあります。虫好きっ子の楽園。

ちなみに、動物エリアは若干地味。目玉の動物はボブキャットらしいのですが、わたしたちが行った時間帯(午後2〜4時)は寝ていたようで残念ながら見ることができませんでした。個人的にはコウモリの展示が楽しかったな〜。

他にも3歳以上の子ども向けにサイエンスクラスも開催されていたり、誕生日パーティーもできるみたい。

ここは本当に子どものためを思って作られた施設だな〜という印象を持ちました。日本で子ども向け施設っていうと、入場料の他にも乗り物やゲームやる度にお金がかかるような場所が多くて、商業重視って感じが強かったから余計に。

この日ジョータは仕事で一緒に行けなかったので、また休みの日にみんなで行ってみたいわ。メンバーになることも考え中です(虫嫌いだけど、母ちゃんはジュリアンのキラキラ輝く瞳が見たいから克服するわ)。


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2016年9月9日金曜日

生後11ヶ月

ジュリアン成長記です。

4月17日に11ヶ月になったジュリアン。1歳まであと1ヶ月!0歳児最後の期間を楽しむぞ〜と、ぐんぐん成長していく息子の姿を毎秒目に焼き付け(大げさ)、赤ちゃんぽさの名残を愛おしみました。


薄かった髪も多くなってきて、前髪が目に入りそうになっていたので、ちょんまげ。ジョータがこれを気に入って、チビ侍と呼んでいました。ただ、女の子と間違えられることが以前にも増して多くなり、周りに混乱生じさせる髪型でした。

長時間自立できるようになり、ゆらゆらしつつも踏ん張って佇む姿が可愛かったです。もう歩き始めるんじゃ?と思うような動きも。でも慎重な男なのか、なかなか最初の一歩が踏み出せない様子。6月までこの歩きそうだけど歩かない、焦らしの状態が続きました。いつ歩いてもいいように、最初のうちはカメラを興奮しながら常に構えていましたが、しばらくすると「この狼少年め!」という感じで、あぁ、また立ってる・・・あ、しゃがんだ、はいはい・・・というテンションに。でも、歩き始めちゃうと特急列車みたいに成長しちゃうから、今思えばこのハイハイ時代がもっと続いても良かったかな〜、なんて。


離乳食も順調に進み、大人顔負けの食欲で何でも食べてくれて助かりました。手づかみで食べ始めたので、まぁ汚れる汚れる。。。でもパクパク食べる姿が頼もしくて母ちゃん嬉しかったわ。

基本ズボラな母なので、市販のベビーフードもよくあげています。アメリカでは、日本にはあまり存在しない(この前の帰省時にあまり見かけなかった)ウィダーinタイプ(?)の離乳食が豊富です。
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ネットから拝借
      
こんな感じのパッケージで、フタを開けるとそのままチューっと吸えるので、外出にも便利。殆どのベビーフードにはUSDAのオーガニック認定がされているので、健康にも環境にも◎。

USDA organic seal.svg
このマークが目印
日本人から見たアメリカは、遺伝子組換食品とかジャンクフードとか、食品や食生活のイメージが悪いですよね。しかし実際は、日本以上に選択肢が豊富で、スーパーも色々な種類があるので、選び方次第では日本以上に健康的で環境に良い食材による食生活が送れると思います。まぁ、アメリカと言っても広~いので、全てがとは言えませんが、少なくともベイエリアは健康志向で環境を大切にする地域なので。

と、離乳食の話から脱線した。。。ちなみに、ジュリアンの好物はこのパンです。

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朝はこれにピーナッツバター塗って食べてます。スープにもこのパンを浸して食べるのが好きです。ご飯よりパンな男。納豆も何度挑戦しても食べないし、そういうとこジョータに似ちゃったわ・・・。


話変わって、11ヶ月くらいから公園に連れて行く機会が増えました。


我が家から徒歩5分位の距離になかなか素敵な公園があります。朝の時間帯はまだ人が少ない&小さめの子どもが多いので、早起きした日は積極的に連れて行くようにしました。そして、この公園でママ友もできました。公園デビューの話はまた今度詳しく書きたいな〜。


11ヶ月の時にはジュリアンのクリブを子ども部屋に移しました。この時の心境を当時のツイッターで振り返り(手抜き)。


ちなみに、夜間の断乳なので、生後16ヶ月目前の今も日中はまだ授乳しています。パイ好きっ子健在。 ただ、夜間にあげなくなったら胸が全く張らなくなり、シューという音が聞こえるかのようにしぼみました。あぁ切ない。せめて夏の水着シーズンまでそこそこの胸を保っていたかったわ・・・。


そうそう、5月には母の日がありましたね!人生初、母になって迎えた母の日。この日は朝寝坊させてもらい、朝ジョータの作ったパンケーキを皆で食べたのがじわ〜っと幸せでした。夜は近所のヒマラヤ料理店で食事しましたが、ジュリアンがグズって早々に退散。うん、これが母の人生さ。

以上、生後11ヶ月時の思い出でした。

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2016年9月8日木曜日

ご無沙汰してます!

お久しぶりです。1週間ちょっと前にアメリカに戻ってきました〜。いや〜日本楽しかった!もう地獄のように暑かったのですが、汗だくで満喫しました。何よりも、会いたかった人たちに久しぶりに会えて幸せだった!まだまだ日本でのんびりして、友達に会って、美味しいご飯食べたかった〜と後ろ髪引かれる思いで飛行機に乗りました。

そんな楽しかった日本帰省中の思い出はまた後ほど書けたらいいと思います(まだジュリアンの成長記も春で止まっているので・・・)。

ジュリアンももう1歳3ヶ月(もうすぐ4ヶ月)、日本滞在中にもどんどん新しいことを吸収し、成長した感じがします。体も大きくなって抱っこが辛い。3週間いなかった我が家に戻ったら、以前届かなかったドアノブに手が届くようになり、トイレにも突然侵入してくるわ、知らぬ間に寝室でイタズラしているわ、困っています。。。


これから滑り台滑るぜ!

今週月曜はLabor dayで3連休だったのですが、今だに時差ボケがすっきりしないわたしたち、日本から帰ってきたばっかりだし、というわけでほぼどこにも行かず。しかし、公園だけは日課として行ってきました。と言うか、公園に行かないと体力が有り余ったジュリアンが夜寝てくれない現象が起きるので。

公園に連れて行くと本当に嬉しそうに遊ぶので、それを見ていてわたしたちも幸せな気持ちになれるんですよね。最近は滑り台も自分で滑れるようになり、遊具の面白味がでてきました。

わたしの夏休み(はい、まだ夏休みです)もまだまだ続いております。来週末は再びウィスコンシン州からグランドペアレンツが飛来する予定です。日本のジジババとジュリアンの密な関係にちょっと嫉妬したようです。さて、わたしも家族サービス頑張りまーす。


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