2016年2月29日月曜日

アメリカで妊婦健診~初診~【2014年12月9日】

以下は2014年12月9日に書いた記事です。

===============
さて、今日はアメリカでの初めての妊婦健診について。わたしはこれが初産なので、アメリカで初めてというか、人生初。どうなることやら・・・

まずは予約
妊娠を確かめたのが9月23日。このとき既に5週目。日本のサイト(これなど)を見ていたところ、「妊娠したらすみやかに健診を受けることが必要です」と書かれていることが多く、しかも、流産の可能性の高い初期は1~2週間ごとに健診を受ける、となっていたので、旦那を急かし、保険と提携している病院の産婦人科(英語ではOB/GYNと呼ぶ)を調べてもらい、早速予約の電話をすることにしました。しかし、電話に出た受付のおばちゃんから返ってきた言葉は、

「妊娠8週過ぎないと予約は受け付けてないのよ~。」

「・・・・。でも、正常妊娠の確認とか早い時期に必要じゃないのですか?」
と尋ねると、

「問題があれば、何らかの症状が出るし、そういう緊急のときは予約無しでいつでも病院に来ていいのよ~。でも現時点で腹痛とか出血とかの問題は無いんでしょ?」

「えぇ、今は何も問題ありません。」

「それじゃ、今来てもらっても何もする事ないわよ。ウルトラサウンド(日本で言うエコーのこと)にも何も映らないしね~。」

「あ、そうなんですね。。。」

結局、予約は妊娠9週目に入る10月20日になってしまいました。約1ヶ月後。。。長い。初診までの間はDHA入りの妊婦用ビタミン剤を飲みなさいというアドバイスをもらいました。(ちなみに、ビタミン剤ですが、わたしは妊娠前から葉酸だけは毎日摂取していました。妊娠前~妊娠3ヶ月までの葉酸摂取により、二分脊椎症の可能性が減るという情報があったからです。)このアドバイスに従い、葉酸だけのビタミン剤から妊婦用のものに切り替え、その後ずっと飲んでいますこちら。一錠がすごく大きいので、つわりの時期は飲むのが辛くて苦しみました・・・)

日本で妊娠されている方のブログ等を色々拝読したところ、胎嚢が確認できた~とか書かれていて、ちょっと羨ましくなりました。一方で、「まだ何も見えないから1週間後に来いと言われて不安」とか「平均より胎嚢が小さいから流産しないか不安」とかいう内容も多く、何も問題が無いのに、早い時期からウルトラサウンドやりすぎて、それが不安感を煽ってるのでは?とも感じました。「胎嚢なんのこっちゃ?」という感じで、のほほんと初期を過ごすアメリカの妊婦生活がわたしには意外と合っていたのかな。まぁ、何も問題が無い妊娠だったからこそ言えることですが。

ちなみに、「問題が無ければ日常生活は今まで通りで大丈夫」というアドバイスももらったので、全て自分の判断で自己責任だよね、と思いながら、アメリカの情報ではOKだったので、プールに入ったり、性生活もそのまま続けたり、今までとほとんど変わらない生活を送っていました。つわりの到来と共に、否応無しに今まで通りの生活は送れなくなりましたが(人体は良くできてるよ)。


そして、待ちに待った初診の日。つわり真っ只中。げっそり痩せてフラッフラの状態での来院。妊婦と言うより、何か重い病に罹患した人のような姿でしたが、心の中は初めての妊婦健診に対する期待で満ち溢れていました。ジョータも仕事を早々に切り上げて、付き添ってくれました。

病院は、内装もスッキリ清々としていて、病院臭くなく、まるで美術館みたい。

ロビー。広々としています。

予約制と言うこともあって、全く混雑しておらず、わたし達の他にはインド人のカップル二組とアジア人のカップルだけでした。

問診表記入
受付で予約のことを話すと、問診表への記入を求められました。これには、自分や両親の現病歴と既往歴、遺伝性疾患の有無等を尋ねる項目がありました。さすがに医学系のテクニカルタームはちんぷんかんぷんなので、ジョータに記入をお願いすることになりました。今年の2月の婦人科検診で見つかった子宮頚管ポリープとその切除のことだけ特筆事項として書いておきました。なお、両親の人種についての質問で、なぜか「白人」の選択肢が存在せず、ジョータが「ベイエリアだとそこまでマイノリティーなの!?」と驚きながら、その他にチェックしてホワイトと記入していてたのが面白かったわ。また、パートナーへの情報開示についてのサイン項目があったので、全て開示OKにしておきました。

体重・身長測定
その後、少し待ってから名前を呼ばれたので、看護師さんに導かれて待合室から医療セクションに移動。廊下に置いてある体重計と身長計でそれぞれ測定。服や靴はそのまま。テキトーな国アメリカ。自分の体重と身長がポンドとフィートになっているから全く感覚がわからない。「つわり前は何ポンドだった?」と聞かれて、答えに窮し、固まるパグ子。ジョータがキロからポンドに変換して答えてくれました。そう言えば運転免許証に書いてあったわ、と後で思い出したけど、もう遅い。

看護師による血圧測定と問診
その後、個室に案内され、看護師さんに血圧の測定をしてもらい、最終月経の日にちと月経不順は無いかという質問を受け、その後、医師が来るまで部屋でジョータとふたりきりで待つことになりました。

アメリカの病院は個室が一般的。プライベートな感じ。付添人も当然一緒に入れます。

検査着への着替え
医師を待っている間に、服を下着含めて全て脱ぎ、布でできた背中で縛るタイプの検査着(?)に着替えます。というわけで、アメリカの場合、どんな服装で健診に行っても大丈夫。

先生登場
着替え終わってジョータと雑談しているところに先生登場。中国系の女性の先生。とても愛想が良く、優しい感じ。同じアジア系だから親近感沸くし。会話はもちろん英語。いざという時の通訳(=ジョータ)はいるものの、彼だって産婦人科用語に長けている訳じゃないから、基本自分で頑張るしかない。このときのために、子宮、膀胱、胎芽、胎児等の英語名、つわりのもろもろの症状等の単語を詰め込んでおきました。妊娠本も極力英語のものを読むようにしました。その甲斐あって、言われていることはほとんど理解できたわ。こちらの質問にも時間をかけて真摯に答えてくれるので、安心できました。

乳がん検査と内診
さて、遂に、健診台に乗るときが来ました。まずは上半身の検査着をずらして、乳がんの触診による検査。その後、内診。日本みたいに腰から向こうはカーテンで見えない、などということは無く、足に半透明の紙をかぶせて隠すのみ。わたしの下半身の向こうに椅子が置いてあり、内診状況が丸見えの場所にジョータがボケッと座っていたのですが、さすがに先生から「頭の方へこれる?」と言われていました・・・。子宮頚管ポリープの再発は無いという事で、その後すぐに経膣エコーに移る。検査項目毎に先生がコメントしてくれるので、「今何やってるのよ~」という不安がなくて良いです。

エコーの器具を入れると、画面に何やら砂嵐のようなものが・・・その後、先生から「ベイビーいたわよ~」と言われ、指差す先を見ると・・・いたっ!もうちゃんと人間っぽい形してる!頭丸い!そして、ドクドクではなくシュカシュカという不思議な音の心拍もちゃんと確認できました。一分間に180とのこと。CRL(胎児の座高)は約2センチ。週数通りの成長とのことで、出産予定日も5月26日に確定しました。

「Congratulations~!!!!!!」

と何度も先生から言われ、わたしもジョータもニンマリ。今まで本当に腹にいるのか、ちゃんと生きているのか不安でしたが、ほっとしたと同時に、親になるんだな~と実感した瞬間でした。

その後、先生から今後の流れを説明され、妊娠出産情報冊子と妊婦クラスの案内そして胎児スクリーニングの案内をもらい、病院を後にしました。帰りの車の中でふたりとも上機嫌だったことは言うまでもありません。

以上、アメリカ初妊婦健診レポートでした。
===============

【後日談】
あの頃お腹の中で2センチだったチビが今ではつかまり立ちしてキャッキャキャッキャと笑ってる。初診からここまで、本当に順調に進んでくれて、わたしは本当に幸せだと思っています。今でもたまにジュリアンの胸に耳を当てて心臓の音を聞き、愛おしさを噛み締めます。ドキドキだった初診の日、あの初めて聴いたシュカシュカ音、一生忘れないよ。


にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
にほんブログ村

What will my baby look like? 衝撃の結果・・・【2014年12月5日】

以下は2014年12月5日に書いた記事です。

===============
本日もベイエリアは曇り雨。そんな優れない天気の中、旦那は会社のクリスマスパーティーでサンフランシスコに遠征中(先週は日本オフィスのクリスマスパーティーにちゃっかり参加してるし、どれだけパーティー出るんだよ!)本社のパーティーは連れも参加可能なので、わたしも行きたかったのですが、夜はまだ体調が不安定だから家で留守番。お酒も飲めないしね・・・。こういうときに人生の微妙な変化を感じて、少ししっとりした気持ち(半分寂しいような、でもそれを受け入れているような気持ち)になります。

さてさて、留守番中のパグ子、独りの夜の暇つぶしに、こんなサイトを見つけてしまいました。

MakeMeBabies

ふたりの写真から生まれてくる子どものルックスを予想するというサイトです。なお、パートナーがいない方、パートナーとの現実よりもセレブリティーとの間で夢を見たいという方は、セレブの写真を選ぶこともできます。

使い方は簡単。ステップ1であなたの写真をアップロード→ステップ2であなたのパートナーの写真をアップロード→ステップ3で、性別と人種(スキントーン)を選択し(人種については、自動判定もできます)、名前を入力した後、フレームを選ぶ。そしてNextと押すとふたりの子どもの予想図が現れます。

わたしは、ステップ3で性別をEitherにし、人種を自動判定(Auto-detect)にし、名前をサイト指定の男の子の名前のままにして挑戦。そして、現れたわたしたちの子どもの予想図は・・・

















「・・・・・・・。」軽く言葉を失いました。おでこの形がいいよね、わたしに似たのかな・・・。この子がお腹から出てきたら、浮気を疑われちゃうよね。

なんとなく納得がいかず、ジョー太の写真を変えてもう一度挑戦。


少し白人に寄り気味な気もしますが、先ほどの予想図よりも信憑性がある。うん。


女の子も気になったので、人種をアジア人に指定して試してみました。


極めてアジアンな感じに仕上がってきました。純日本人のわたしよりもハーフの子どもの方がアジア色強いよ・・・。隔世遺伝でわたしの方の先祖が出てきたのかな。。。

以上、暇つぶしにオススメのMakeMeBabiesでした。
===============

【後日談】
生まれる前はどんな子が出てくるか楽しみだったな〜(一番目の予想だったらどうしよう・・・とドキドキ)。このサイトは本当に当てにならないけど、面白かった。生まれてきたら、容姿とかもう関係なくただただ愛おしくてたまらないんだけどね。

ちなみに、実際のジュリアンはこんな感じです。


にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
にほんブログ村

ジョータのビフォーアフター【2014年12月4日】

以下は2014年12月4日に書いた記事です。

===============
今日は、来年ダディーデビューする予定のジョータの変化について書きたいと思います。

一般的に、男性の場合、女性みたいに腹の中で子どもを育てるわけでもなければ、体調の変化も直接体験するわけじゃないから、子どもを迎え入れる事の実感が湧きにくく、「子どもが生まれてからやっと父性が芽生え始めたよ~」って人が多いような気がします。

わたしの父も、母の妊娠中は全く父親になるという実感が無く、わたしが生まれて、抱いたときに、やっと「お父さんになったんだ」って自覚が生まれたって言っていました。それでは、うちの旦那は今のところどんな様子かと言うと・・・


まず、比較のために、わたしが妊娠する前のジョータについて。一言で言うと、子どもに無関心。子どものいる友達の家に遊びに行っても、自分から子どもに話しかけたりは一切せず、まるで存在しないかのように振舞う。デパートの子ども服売り場の前を通ったとき、わたしが「赤ちゃんの服可愛いね~」と目を細めながらジョータに話しかけると、固まる。そして、急いで通り過ぎようとする。こんな感じだったので、そもそも子作りに賛成したことが奇跡のような気がしていました。

わたしの妊娠がわかってからのジョータ。電光石火のスピードでチビがやってきたということもあり、最初は喜びよりも戸惑いの方が大きいような様子でした。しかし、わたしのつわりが始まると、これはただならぬ事態だと思ったらしく、非常に献身的に尽くしてくれました。

まず、仕事は毎日6時前に終わらせて帰ってきてくれる。仕事帰りに日系スーパーに寄ってわたしの欲しがっているものを買ってきてくれる。ほぼ寝たきりのわたしに代わって家事全般をやってくれる、などなど。仕事中も、「生きてる?」など気遣うチャットを頻繁に入れてくれて、たまにウザいと思ったこともありましたが(だって体調悪かったからね)、精神的な支えになってくれました。

ジョータがいてくれたから、外国にいて両親に頼ることもできない中での辛いつわりを乗り切れたと思っています。先週、東京でジョータに会った両親が、「パグ子の世話をしてくれてありがとうね」と言ったところ、ジョータは「パグ子のためじゃなくてチビのためですから」って答えたそうです。わたしの酷いつわりが彼の父性の扉を開いたのであれば、あの苦しみも無駄じゃなかったと思えるわ。

ジョータの父性を一番刺激した出来事として、妊婦健診があります。アメリカでは、ほとんどの妊婦がパートナー同伴で診察に来ているのですが(わたしが見かけた限りほぼ100パーセント)、彼も健診は当然に一緒に行くものとして、仕事も中抜けしたり早退したりして付き添ってくれています(上司も同僚も奥さんが妊娠したときは健診に付き添っているので、皆理解があります)。そして、当事者として医者から説明を受け、超音波映像も一緒に見ているため、たとえ自分の腹の中に赤ちゃんはいなくとも、身近に成長している生命があるということを実感しているみたいです。そういえば、わたしが胎児の時代は(←なんか不思議な表現だな)、超音波が普及していなかったみたいで、母も父も、生まれるまでわたしを見たことがなかったと言っていました。そういうこともあって、父はわたしがいることを実感しにくかったのかな~と思います。

医者からもらった超音波画像を見つめて、「チビのあんよはしっかりしてるよね~」とか言っているジョータが微笑ましくもあり、日本語の幼児言葉まで操ってちょっと気持ち悪かったりもしています・・・。

そして、妊娠前と大きく変わったところは、他人の子どもにも興味を持つようになったこと。先日、日本在住のイギリス人の友人に日本人とのハーフの赤ちゃんが誕生したのですが、自ら率先して絵本を選んでプレゼントしていました。しかも、家にお呼ばれして、出産や育児のアドバイスを色々聞いてきたとか。また、東京オフィスに顔を出し、妊娠15週の元同僚とランチをした際には、「もうつわってないの?」とか質問して、「どうしてそんな日本語知ってるのよ」って突っ込まれたとか。最近は「世の中には子どもや妊婦がけっこういっぱいいるもんだね~」なんて、視線の矛先が変わってきたり。

観る映画にも変化があって、この前は『そして父になる』『クレイマークレイマー』『Neighbors』を観ていました。どれもちょっと特殊な状況設定ですが・・・。

こうして変化し続けるジョータ、チビが生まれたらどんなダディになるのでしょうか。そんな変化もわたしにとっての楽しみの一つです。
===============

【後日談】
ジュリアン誕生後、想像を遥かに上回るすさまじい子煩悩親バカ父ちゃんになっているジョータです。生まれる前は、子どもの写真を撮りまくる友人の奥さんを見て、「オレはああはならん。必要なときに数枚撮るさ。」なんて言っていたのに、今じゃ、常に一眼レフ構えてます。周りから、「He is adorable!(愛らしいね〜)」なんて褒められると、謙遜なんて一切なしで「Yes hi is!!!」。でも、本当によく面倒も見てくれて、休みの日には超早起き(一昨日は4時半起き・・・)の息子に付き合って起きて、わたしは寝坊し放題だし、わたしが学校に行っている時には数時間ちゃんと息子の相手をしていてくれます。たまにワイルドな扱いをしてヒヤッとすることもあるけれど、男だしね。。。すっかり父の顔になったジョータ、そんな君が大好きさ(ってノロケ)。

にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
にほんブログ村

2016年2月28日日曜日

妊娠初期の頃の話【2014年12月3日】

以下は2014年12月3日に書いた記事です。

===============
妊娠15週に入り、今でこそ落ち着いてきた感があるわたしのつわり。まだ胸焼けやダルさを感じることはありますが、それでも数週間前と比べたら天と地との差があります。今日はそんなつわりの(苦い)思い出や妊娠初期に起きた身体の変化についてお話したいと思います。


まず、妊娠超初期(3週~5週くらい)の頃。この時期は受精卵が細胞分裂を繰り返しながら卵管を下っていたり、着床したり、というまだ妊娠した~とはっきり言うことができない微妙な時期。わたしは特に基礎体温を測るなどしていなかったので排卵日がいつだったのか不明でしたが、自分の月経周期から当たりをつけた排卵日を過ぎて、なんとな~く感じた体調の変化:
    • とにかく腹が減る(しょっぱい物が欲しくて仕方が無い)
    • 眠い
    • 胸が張る
    • 生理予定日前に軽い生理痛のような鈍痛がある
    • 両二の腕の内側がすごく痒い
これらの症状の内、ほとんどが生理前と同じような感じだったので、「あぁ、生理が来るのかしら。まだ1周期目だし、そんなすぐには妊娠しないかな・・・」なんて思っていたのですが、ただ一つ、腕の痒みについては今まで経験したことが無かった症状だったので、気にはなっていました(ジョー太に訴えたところ、「ベイエリア乾燥してるから、皮膚病になったんじゃない?」とか言われていましたが・・・)。

その後、9月18日の生理予定日を過ぎても生理は来ず、9月23日に妊娠を確認。その頃はまだこれと言ったつわり症状も無く、逆に食欲があったので、「もしかして、わたしはつわり軽いタイプかな~」なんてお気楽なことを考えていました。この後に襲ってくるあの苦しみを知る由も無く・・・。


妊娠6週~11週の頃。6週に入った頃、なんとなくですが、食の好みに変化が訪れました。前はランチのときにアメリカ料理でもインド料理でも何でも美味しく食していたのですが、この頃から、さっぱりした和食が欲しくなりました。そして、6週の終わりから、突然やつが襲ってきたのです。

わたしのつわりの症状:

    • とにかく吐く
    • においが無理
    • 尋常ではない倦怠感
  • 吐く・・・食べると吐く。食べなくても気持ち悪くて吐く。食事のことを想像すると吐く。キッチンに近付くと吐く。水を飲んでも吐く。もう一日中マーライオン。吐く事に関しては、大学時代からの華麗な飲酒歴で鍛えられていたはずでしたが、今までのワーストの二日酔いもマシに感じるほど、苦しかったです。何よりも、食べられる物(食べて吐かないという意味ではなく、食べることを想像しても気持ち悪くならない物という意味)の幅があり得ないほど狭くなり、一時期は「雪の宿」だけで生存していました(三幸製菓さん、あなたのおかげで生き延びることができました。感謝)


  • におい・・・これも吐き気につながるので辛かった。まず、近所のインド人が作るインド料理のにおいが無理になりました(インド人よごめん)。朝、昼、晩と外から漂ってくるインド料理のにおいがわたしの鼻腔を刺激し、吐く。その他にも、仕事から帰ってきたジョー太のにおいが無理になりました(ジョー太よごめん)。なので、家に帰るとすぐにシャワーを浴びてもらっていました。寝るときも寝室の窓を開けて、ジョー太のにおいが部屋にこもらないようにしていました(ジョー太さんの名誉のために言いますが、彼は体臭があるタイプではありません。つわりのときって、他人の些細なにおいが無理になるのです)。更には、風呂場の湯気のにおいが耐えられなくなりました。そのため、シャワーを浴びながら何度も吐いたり、シャワーを浴びることが命がけみたいになっていました・・・。また、洗剤や石鹸のにおいにも苦しめられました。アメリカの洗剤はにおいの強いものが多く、ご近所さんが洗濯しているだけで、そのにおいが漂ってきて気持ち悪くなったりしました。我が家の石鹸類はジョー太が無臭のものを買ってきて、総入れ替えしました。


  • 倦怠感・・・これはもう鬱病のような感じ。まぁ、何も食べられず、家の中に引きこもり、終わりの見えない吐き気と延々と戦っているのですから、精神的に病む病む。肉体的にも本当にダルくてダルくて。トイレに行くのもヨロヨロして辛いし、何もしたくない、全てが面倒臭い、生きているのもダルい・・・という感じ。


こんな状態だったから、当然に語学学校も通うことができなくなり、医者のレターを提出して、今学期は休学することになってしまいました。(来年からデカイ腹で復帰予定!)

つわり最中、「つわり いつ終わる」みたいな検索ワードでググったところ、産むまで続いた~みたいな情報があって、ガックリ来ました。実際は、胎盤が完成する15週くらいにスッキリする人が多数派のようです。わたしも多数派でよかったよ、ほんと。

ちなみに、苦しいときに、共感と励ましを求めて母に電話したところ、「つわりっていうつわりは無かったわ~、あ、普段全然食べなかった甘いものが異常に食べたくなったくらいかしらね~」とか言われて、ガックリ。親子でもつわりの体質って違うんですね。。。母が羨ましかったわ。わたし親孝行な胎児だったのね(生まれてから苦労させてしまいましたが)。

なお、日本はどうだか知りませんが、アメリカでは、つわりを緩和するために飲んでも大丈夫な薬があります(吐き気にはdoxylamine、胸焼けにはTums, Mylanta, Pepcid AC等、熱や頭痛にはTylenolといった感じ)。この薬リストは、病院で医者からもらいました。ただ耐え忍ぶのではなく、なるべく人生を送りやすいようにする、というアメリカの価値観は好きです。わたしは、つわりピーク時に何度か吐き気止めの薬を飲みました。もちろん胎芽や胎児に影響が出ないような薬ですから、そこまでスッキリ効いたぜ!って実感はありませんでしたが、飲んだときは少しマシになりました。

そうそう、英語ではつわりのことをモーニングシックネスと言います。しかし、わたしの経験上、苦しいのは朝だけじゃないし、むしろ夜が辛い。気持ち悪くて、胸が締め付けられて眠れないし、本当に夜が辛かった。。。


妊娠12週~今まで。12週を過ぎた頃から、体調の良い日が増えてきました。波はあったものの、食べられるものも少しずつ増えて、においは気にならなくなっていました。この頃、1ヵ月半ぶりくらいに外食もして、日常が戻ってきた~と感激しました。健康っていいねって。それでも先週までは、歯磨きのときに吐いてはいましたが。

今は食欲も例の如く爆発しておりまして、妊婦の春を満喫し始めております。マイナートラブル(眠りが浅すぎる。トイレが近い。肌が痒い等)はちょこちょこあるものの、あのつわりの真っ只中と比べたら、もう生きる幸せに満ち溢れた状態です。妊娠後期にはまた色々苦しいことがあるかもしれませんが、とりあえず今はこの幸せを思う存分感じて、お花畑の中でスキップしていたい気分です。
===============

【追記】
今ではもうつわりの苦しみを完全に忘れ去っています。二日酔い後もう二度と酒は飲むまいと誓ったけど、また深酔いを繰り返す・・・と同じ?って違うか。陣痛もそうだけど、本当に過ぎ去るとあれは一体何?って感じだから不思議です。ただ、インド料理については、なぜか今だに少し拒否反応があります。あの時代に嗅ぎすぎていたのか?(アパートの上下両隣がインド人でした)インド人が多いシリコンバレーでは致命的です。 にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
にほんブログ村

生きてますか~?エンジェルサウンズで心拍リミックス【2014年12月1日】

以下は2014年12月1日に書いた記事です。

===============
妊娠初期の時期(12週以降くらい)、つわりが治まってきて嬉しいことなんだけど、まだ胎動を感じないから(個人差はあるけど初産では20週前後まで感じないらしい)、腹の中のチビが生存しているのか心配になることがあります。妊婦健診も4週に一度なので、普段は全くその存在を確かめることができないし、なんか歯痒いぞ~と思っていたところ、色々なブログで「エンジェルサウンズ」という家庭で使える胎児ドップラー(胎児超音波心音計)のことが書かれていたので、これだ!と思い、購入。


これが噂のエンジェルサウンズ(画像はネットから拝借)。アメリカでは30ドル前後で購入できます(ここなど)。日本でも前は3500円程度の値段だったようですが、医療機器認証を受けてから値上がりして、今は8000円前後になったみたいです(楽天)。

わたしたちはアマゾンで注文して、首を長くして待つこと約1週間(アメリカ、国土が広いせいか配達にものすごく時間がかかります・・・)。届いてすぐに使いたくなる衝動を抑え、ジョー太さんの帰宅を待ってから、期待に胸を膨らませてふたりで使ってみました。

最初はチビがどこにいるかわからず・・・グリグリ色んな場所を探すも見つからず・・・やっと心音っぽいものが聴こえた~!と思ったら、妙にゆっくりで(12週くらいの胎児は1分間に160程度の心拍数です)、ジョー太が「これパグ子の心音じゃん・・・」と。。。チビよ、この前の健診ではバタバタと元気に動いていたのに、まさかエンジェルサウンズを待っている間に力尽きたのか?と不安になる始末。いやいや、胎児ドックでも「パーフェクト!ビューティフル!」とか先生からお褒めのお言葉を頂いていたんだから、大丈夫だろ・・・と気を取り直してもう一度、腹の右下を探したところ、聴こえました。その瞬間のジョー太↓


今度こそは胎児の早いスピードの心音。元気に腹の中で生存していたよ、と一安心。

その後、ジョー太は、付属のケーブルにてパソコンと繋ぎ、サウンド編集ソフトみたいなものでチビの心拍を観察し始めました。はい、ここでもギーク炸裂。


動くと音がぶれてちゃんと表示されないから静止していてくれと頼まれ、パンツを腰の下まで下げたあられもない姿のわたしは、ケーブル(長くない)に影響が出ないように、必死で息を殺してプルプルする・・・という他人に絶対に見られたくないような滑稽な状態を余儀なくされました。


そして、なんかよくわからない計算の末、「今のチビの1分間の心拍数は163だって~」と喜々として報告するジョー太。


更には、間違って拾ってしまったわたしの心音とチビの心音を並べて、同時再生し、「親子のコラボだよ」と。

ジョー太はジョー太なりにチビの存在を感じて楽しんでいるようです。チビにはこのギーク性が遺伝するのかしら。まぁ、どうせ遺伝するなら、中途半端なパソコンオタクで終わらず、ジョー太さんのようなスーパーエンジニアになってくれたら母さん嬉しいんだけどね。いやいや、高望みはやめておきます。理系まるでダメ子のわたしの血も継いでいるし。健康に生まれてくれさえすればそれでいいのさ。でもあわよくば。。。←バカ親。

話は変わりますが、このエンジェルサウンズ、超音波の周波数は病院のものと同じだそうで、安全性は高いものの、長時間の使用は避けたほうがいいようです(参照)。アメリカでは、超音波検査自体やりすぎに警鐘を鳴らしているお医者さんもいるようなので、毎日長時間使うというようなことは止めた方がいいかな。わたしはジョー太さんから「やりすぎるな。2週間に1回くらいにしよう」と注意を受けて、乾電池を取り上げられました・・・買った意味ないじゃん。

以上、エンジェルサウンズ騒動でした。
===============

【追記】
結局胎動が始まってからはエンジェルサウンズは全く使わず、本当に買った意味がありませんでした・・・。しかし、この心拍リミックスは良い記念になっています。

にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
にほんブログ村

妊娠までの経緯【2014年11月30日】

以下は2014年11月30日に書いた記事です。

==============
今回は、わたしが妊娠するまでの経緯についてお話したいと思います。

今年の3月に東京からベイエリアに引っ越してきたわたしたち。東京でふたりで暮らしていた期間は4年半ほどになりますが、その間は、全くと言っていいほど子どもが欲しいと思ったことはありませんでした。最初の1年はふたりとも職探しや経済的基盤の整備に忙しかったし、その後もキャリアアップや趣味の旅行に夢中で、いつか子どもを作りたいな~と漠然と思っていたものの、現実的に子どもを産み育てるということを計画したことは皆無でした。だから当然にがっつり避妊をしていたわけです。

それでも、いつかの妊娠のために、自分なりに知識を蓄え、下準備はしておりました。具体的には、「ピル」と「婦人科での定期チェック」です。

ピルについては、避妊のためのものと認識されている方がほとんどかと思いますが、生理痛を軽減し、月経周期を整えてくれるし、子宮内膜が厚くなるのを防ぐので、子宮がん等のリスクを下げるなど、様々な効能があります。そして、妊娠との関係で言えば、排卵を抑制してくれることから、卵巣の損傷・卵子の劣化を食い留め、比較的長期間ピルを服用後に止めた場合、妊娠しやすくなるとのことです(詳しくは→これとか)。

わたしはピル(マーベロン)を26歳から服用していました。飲み始めた目的は、約1週間続く過酷な司法試験の最中に生理が来ると困るので、生理をずらす為。その後、生理が予測可能で旅行に行くときに計画立てやすいし、もしもの時には簡単に生理の日にちをずらせるし、避妊にも役立つし、止めた後妊娠しやすくなるし、オイシイ事ばっかということで続けていました。

婦人科での定期チェックについては、大学院在学中から2年に1回くらいのペースで子宮頸ガンの検診を受けていました。実は、わたしが中学に入学する頃、母が子宮筋腫で子宮を全摘出したことがあったので、「こういう病気は他人事ではない」という意識が強かったことも、婦人科検診を積極的に受けることにつながりました。

更に、自分の人生の送り方として、20代は学業とキャリアを中心にしたいと思っていたので、必然的に妊娠時期が30歳以降になることを予測し、欲しくなったときにできるような身体状態にしておくことを意識していました。渡米前は、婦人科検診フルコースを受けました。このときに、子宮頚管ポリープが見つかり、その場で切除して検査に出し、良性だと言われて(まぁ、子宮頚管ポリープのほとんどが良性のものですが)安心しました。

婦人科検診の際には、内診があるので、これが嫌だわっていう人が多いと思いますが、一瞬の羞恥心よりも一生の健康です。それに妊娠なんてすると恥ずかしいとか言ってられないこといっぱいあるしね。


そういうわけで、昔から意識はしていたのですが、実際にジョー太さんと一緒に妊娠を計画し始めたのは今年の8月中旬でした。ベイエリアに引越し後、最初の頃は海外生活に慣れること、英語力を伸ばすことで精一杯だったので、東京時代に引き続き子どものことを考える余裕もなかったのですが、6月くらいに一度順調だった生理が遅れ(もうピルは飲んでおらず、避妊は専らコンドームでした)、そのときに子どものいる生活を想像したことから、少しずつ妊娠することを現実的に考え始めました。結局このときは単なる生理不順だったけど、「もしかすると・・・」と色々想像を巡らしている内に、「あぁ、わたしそろそろ子ども欲しいのかも」って自分の潜在意識に気づいた感じです。

ジョー太はと言うと、月にふたりの5周年記念があり、周りの友達も最近続々とパパになっているし、仕事でも昇進して本社で順調にキャリアをアップさせていることから、そろそろ作ってもいいかな、って思ったみたいです。

そして、8月18日にわたしの最終月経が開始し、月経後避妊を止めたら、一周期目でチビが宿りました。健康で若い男女が排卵日に合わせてセックスしたとしても、妊娠する確率は20パーセントくらいらしいので、そこまで若くないわたしがあっという間に妊娠したのは、ピルや検診のおかげもあったかもしれませんが、何よりもラッキーだったんだと言えるでしょう。まさかこんなすぐにできると思わなかったので、モントレーのオクトーバーフェストでビール飲んだり、9月15日の誕生日にはシャンパン飲んだり、チビよ、こんな母でごめん・・・って感じです。

今思えば、9月の生理が遅れる前からなんとなーく兆候があった気がしなくはないですが、妊娠検査薬を初めて使用したのは生理開始予定日の5日後でした。検査薬はジョー太と一緒に買いに行き、わたしがおしっこをする一部始終を含め(えぇ、ふたりの間に羞恥心は存在していません)、ジョー太も立ち会いました。そして、おしっこを掛けてから数秒でくっきり陽性の判定が出たのでした。


最初、ちょっと信じられない気持ちでふたりでポカーンとして検査薬見ながら立ち尽くしていましたが、少しずつ現実を受け止め始め、なぜか笑いが止まらなくなりました。ジョー太は、「これ5分待てって書いてあるけど、5分して消えたりしないよね?ね?」とバカなこと言ってたし。

こうして、わたしの腹にチビはやってきたのでした。

にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
にほんブログ村

妊娠の報告&アメリカ式と日本式【2014年11月29日】

こちら2014年11月29日に書いた記事です。

================
最近腹が出てきました。アメリカの高カロリー食が原因で太った・・・というわけではなく(きっと)、実はわたし、現在妊娠しております。ここのところ、しつこい位に体調不良を連発していましたが、はい、つわりでした。しかもけっこう苦しみました。まだときどき気持ち悪かったり、体力が落ちていたりはしますが、とりあえずピークは越え(復活しないことを切に祈る)、腹の中のお方も無事に14週を過ぎ、アメリカの区切りでsecond trimesterに入ったので、この辺でご報告いたした次第です。

セカンド トライメスターってなんぞや?って疑問を抱く方が多いかと思われますが、これはアメリカの妊娠の区切りを指す用語で、日本で言う妊娠初期、中期、後期に対応するものだと勝手に思っています。と言うのも、アメリカと日本では「妊娠週」の数え方は40週までで同じであるものの、「妊娠月」の数え方が異なり(日本だと10月10日って言うのに、アメリカ9マンスしかないよ~)、更に、この「妊娠の区切り」についてもズレがあるので、もう混乱しまくり。頼むから世界的に統一してくれよ!ついでに度量衡も統一してくれよ!(←病院で自分の体重をポンドで言われて、重いのか軽いのか全く感覚がわからずにモヤモヤした人の叫び。)

そんなこんなで脳ミソがグルグルしていましたが、以下の表を参考にすれば一目瞭然なので、頭の整理のために重宝しました。

アメリカ式
日本式

ちなみに、アメリカの月の数え方は完全に統一されているわけではないらしく、たまに違う数え方をしている情報があります。そして、どっちが正しいとかそういうのはないみたいです。えぇ、いい加減な国アメリカですから。日本では、「今何ヶ月~?」と月で聞かれることが多い気がしますが、アメリカでは週で聞かれることがほとんどで、病院や医学文献でも週数で表示されているので、特に困ることはありません。

というわけで、現在アメリカ式で、14週、4ヶ月、セカンド トライメスターのチビさん。ジョー太さんは既にチビにメロメロ状態です。腹の中にジョー太のバイキングの血を継いだ生き物が入っていると思うと、なんとも不思議な気持ちになりますが、このまま何事も無く、健康に成長してくれることを祈る毎日です。

これからこのブログで、色々溜め込んだ妊娠ネタを書いていきたいと思います。主に自分の思い出用ですが、わたしのアメリカでの妊娠・出産体験が、これから同じような経験をする方のお役に少しでも立てることを願って(自分も今まで色々なブログで勉強させてもらいました)、情報提供もしていけたらな~と思っています。また、同じような境遇の方々との、交流の足がかりにもなると嬉しいです。新米妊婦パグ子をよろしくお願いします。

==============
ラベルの妊娠月はアメリカ式に従っています。

にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ
にほんブログ村

2016年2月27日土曜日

初めまして&お久しぶりです

初めての方へ

パグ子と申します。以前から国際恋愛やアメリカ生活についてのブログを書いていましたが、内容が妊娠出産そして子育てメインになってきたので、心機一転このブログで子どものことを中心に書いていきたいと思います。ひとことで言うと"親ばか"ブログです。海外での妊娠出産についても体験談としてシェアできたらよいと思っています。

以前からの読者の方へ

ブログを引っ越したり、一時的に閉じていたり、更新が不定期だったり、字が多すぎだったり・・・申し訳ありません。またぼちぼち再開していこうと思っていますので、お付き合いいただけると嬉しいです。前のブログで書いた妊娠出産の記事も順次こちらに移動しようと思っています。パグ子ファミリーを今後ともどうぞよろしくお願いします。

登場人物の紹介

わたし(パグ子):
  • 「パグ子」というアダ名は、わたしのアメリカ人の彼が付けたもので、想像に易く、鼻ぺちゃ顔に端を発している。高く形の整った彼の鼻、顔にめり込んだ様なわたしの鼻。でも、その鼻が大好きだと彼は言う(ノロケっすね)。ハスキーもいればパグもいる、人間だっていろいろ。そういうわけで、この愛称をブログでも使用。
  • 2014年3月にアメリカのカリフォルニア州に移住。東京に住んでいた頃はバリバリと働いていたが、アメリカに来てからはまた学生に戻り、若い子に混じりドギマギしながらも大学生活を楽しむ毎日。
  • 2015年5月に息子が誕生し、初めての子育てに奮闘中。学業との両立は大変な時も多く、うまく行かずに打ちひしがれることもあるが、息子からもらう喜びや感動をエネルギーにして頑張っている。
  • 旅行大好き。アメリカに来てからは広大な大地をロードトリップして回っている。好きな料理はタイ料理のパッウンセン。ベイエリア(シリコンバレー)は美味しいアジア料理店が多いので幸せ。

息子(ジュリアン):
  • 愛息。2015年5月17日にカリフォルニア州で誕生。ジュリアンはミドルネーム。旦那の大学時代の恩師とわたしたちが大好きな米ドラマ『スタートレックDS9』に出てくるキャラクターから付けた。
  • ハーフアジア人(日本人)ハーフ白人(スウェーデン、ノルウェー、アイルランド、スコットランド、ドイツ)の日米二重国籍ベイビー。お腹にいた頃から足の力(蹴り)が強いやんちゃな男子。
  • 弱冠0歳にして移動距離は既に3万キロ越え。日本とアメリカを股に掛ける赤ちゃん。

旦那(ジョータorダディ):
  • わたしのパートナー兼親友。ウィスコンシン州出身のアメリカ人。幼少時代にゲーム『信長の野望』をやったことで日本に興味を持つ。日本語能力試験JLPTのN1(1級)に合格しており、日本語を自在に操る。我が家の会話はほぼ100%日本語。
  • マサチューセッツ工科大学の修士課程を卒業しているコンピュータエンジニア。シリコンバレーで活躍中。ただしそれ相応のギーク性を持ち合わせていてたまに周りを引かせる。
  • 愛想がなく、不器用な性格(昭和の日本男子のよう)。ジュリアンが生まれる前は子どもに全く興味がなかったが、生まれてから良い意味で豹変。面倒もよく見るデキたダディである。

グランパとグランマ:
  • ウィスコンシン州に住むジョータの両親。孫に夢中。孫に会うために何度もベイエリアに遊びに来ている。

じーじとばーば:
  • 伊豆に住むパグ子の両親。週に何度かテレビ電話で孫の姿を見るのを楽しみにしている。

ロス(おじさん):
  • シアトルに住むジョータ弟。コントラバス演奏者。