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臨月以降「たくさん歩きましょう!」と担当医からアドバイスを受けていますが、生来のグータラ人間なので、旦那が仕事に行っている平日はゴロゴロしていることが多いわたし。チビが生まれたら睡眠不足になるんだから今のうちに昼寝をむさぼるわよ!とグータラを正当化していました。しかし、ジョータの監視下に置かれる週末、「安産のために運動しなきゃだめだよ」と尻を叩かれ、外に半強制的に連れ出されることに。。。
ベイエリアはちょっと行けば山があり、トレイルやハイキングコースが充実しています(トレイルのリスト)。エンジニア人口の多い地域ですが、プログラマー=引きこもり的なイメージに反して(世のプログラマーの方々ごめんなさい)、こっちの人は、休みになるとキャンピングに出かけたり、トレイルを歩いたり、ロードバイクで走ったりと、アウトドア派が多い印象を受けます。緑も豊かで天気も良いから、それを思う存分享受しようとすることは至って自然なことなのかも。
妊娠前はよくTHE SKYLINE-TO-THE-SEA TRAIL(こちら)に行っていましたが、さすがにいつ生まれるかわからない状態で山中を散歩するのは不安だったので、家からも産院からも近いThe Dish(こちら)というハイキングコースを歩く(歩かされる)ことにしました。
こちら、スタンフォード大学の裏手の丘にある全長6.5キロほどのコース。大学の研究に使われているアンテナ(Dishとは皿形アンテナの意味)に向かって上り坂が続き、その後下って一周できるようになっています。自転車は入れません。ペットも禁止。
道は全て舗装されているので、山歩きするぜ!って感じの気合の入った格好をしなくても大丈夫です。ただ、山と比べて直射日光が強いので、日焼け対策は念入りに。
前を歩くジョータ。日焼け防止にパーカーかぶったとのことですが、怪しい人っぽい・・・。坂は比較的になだらかですが、臨月の腹を抱えた妊婦にはけっこうキツイ。
頑張って坂を登ると、シリコンバレーとその向こうの湾が見渡せるので気持ちがいい。
スタンフォード大の学生や、家族連れ、老若男女がハイキングを楽しんでいます。中には赤ちゃんをストローラーに乗せて走っている夫婦も。さすがにデカい腹の妊婦はわたしだけ。後ろから見るとお腹が大きいことがわからないので、ただノロノロ歩いている体力のない人に見えますが、追い越しざまに腹に気付き二度見されたり。えぇ、5キロ以上の負荷がかかっていますとも。
スタンフォード大学のランドマーク、フーバータワーが見えます。こうやって丘の上から見ると、本当に緑が豊かだわ(シリコンバレー、IT産業の中心地のイメージに反して長閑な田舎です)。東京にいた頃はジョータもわたしも六本木ヒルズから灰色の東京の街並を見ていて、それはそれで都会を感じて悪くはなかったんだけど(たまに富士山が見えると嬉しかったし)、こっちで生活して、やっぱり自然はいいねぇとつくづく感じます。動物も至るところにいて和むし。
アザミがたくさん咲いていました。アザミはわたしの母の好きな花。母の日だった日曜日、日本にいる母に、母の日のメッセージとともにこの写真を送りました。
妊娠後期のトイレが近い問題やらで一周せずに途中で引き返しましたが(無念)、4キロ弱歩いたのでジョータから合格点はもらえました。ジョータは、チビが生まれたらベビービョルンで抱っこしながらこのコースを一周するんだ〜と楽しみにしているみたいです。これから父と息子で色々アウトドア活動を楽しめるね。
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【後日談】
これを書いた6日後、このハイキングコースのおかげで産気づきました。散歩、絶大な効果あり。産後まだ行っていないけど、最近暖かくなってきたし、週末にでも久しぶりに3人で行ってみようかしら。
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