時は遡って、2014年のハロウィン。アメリカ移住後、初めて体験する本場のハロウィン。どんなコスチュームにしようか、どこのパーティーに参加しようか、ウキウキ・・・するはずが、実際はつわり真っ只中で横たわって吐き気と戦っていました。そんな切ない2014年でしたが、わたしには夢がありました。それは、2015年のハロウィンで我が子にかわいいコスチュームを着せてトリック・オア・トリートをすること!それを心の糧にしてつわりを乗り切ったと言っても過言ではありません。
そして満を持して迎えた2015年のハロウィン。この日のために、ウィスコンシン州からグランパとグランマも我が家に飛来し、皆で息子の初ハロウィンを楽しみました。
近所のパンプキンパッチ(ハロウィン用のかぼちゃを売っている場所。子ども用のアトラクションも併設されていることが多い)でかぼちゃをゲット。かぼちゃ彫りはベテランのグランパにお任せ。
グランパの力作、ドクロのジャコランタンです。ということは、今年のジュリアンのテーマは・・・
そうです、パイレーツ。キャプテン・スティンキーです。
ちなみに、グランパは警察官、グランマは囚人、ジョータはモンゴル人(昔モンゴルに行った時に買った民族衣装)、わたしはドクターの衣装でした。はい、統一感ほぼ無し。
皆でジョータの会社で開催された子ども用のハロウィンパーティーに参加しました。このパーティーのテーマは奇しくもパイレーツ。海賊の格好をしたスタッフのお兄さんと一緒に記念撮影。ハロウィン前は色々なイベントがあって楽しい。
そして、待ちに待ったハロウィン当日の夜。7時ころに家を出発。外に出ると、小さな子どもから中学生くらいの子どもまで、近所の家々を訪ねてトリック・オア・トリートをやっている!わたしたちも後に続き、ジュリアンの代わりにお菓子集め(そして、ジュリアンの代わりに食べる)。
普段はあまり会うことがない近所の人たち。でも、この日は皆玄関先でお菓子を配っていたので、どんな人達が住んでいるのか知ることができて、近所に親しみを感じるようになりました。しかも、うちの近所はシリコンバレーの中枢。家を買うと最低1.5億はします。なので、どんなお金持ちが住んでいるか?という好奇心も満たされました(お菓子をもらう時にチラッと家の中をチェック)。
この家はかなり気合が入ってたわ。テーマパーク並みでした。
東京にいた時は、ジョータと一緒にコスプレして飲んだくれていましたが、アメリカに来て、本場のハロウィンに触れ、あぁ、これって本来は地域と子どものためのお祭りなんだな〜って強く感じました。小さいころに経験した初午を思い出したのでした(旗を持ってお稲荷さんを祀ってある近所の家を巡ってお菓子を集めた)。
まだジュリアンは小さいけれど、こういう文化的体験が心の中に焼き付いて、幼いころの幸せな思い出として、いつも彼の心を温めてくれたらいいと思います。
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